ポルシェに乗らず死ねるか都市伝説検証

ポルシェ界隈の都市伝説には様々なものがありますが、よく聞く言葉の１つとしてこの言葉があります。

「ポルシェに乗らず死ねるか」

この言葉について今回検証していきます。

結論

この言葉の背景

検証するまでもなく、当然ポルシェに乗らずに死ぬことはできます。では、何故このような言葉が出てくるのでしょうか

それでは今回の「ポルシェに乗らずに死ねるか」についてはどのような言葉に置き換えられるでしょう。私の中では以下の言葉です。

「ポルシェが欲しいと思っている人は思い切ってポルシェを買ってしまおうよ」

「ポルシェに乗らずに死ねるか」改め「ポルシェが欲しいと思っている人は思い切ってポルシェを買ってしまおうよ」について検証をしていきます。

ポルシェはスポーツカーであり、ベンツ・BWM・アウディなどのようなスポーティーカーではないのです。

それは所有し比較するとよくわかります。試乗するだけではその差分は正直よくわかりません。

楽しい時・高速運転をする時は勿論ながら、元気がない時・街中をゆっくりと走る時、全てにおいてポルシェを購入して良かったなと実感ができます。

性能は当然ながら、乗り味などが個性的なこともその理由の１つとなっています。

これはブランド力と言ってもいいと思います。

特に、カレラ911について言えることですが、RR・長い間空冷エンジンを採用・地面に掴まれるような強力なブレーキ・ターボによるワープ感覚・自動操舵システムなどの最新システムなどなど、カレラ911ならではなことが沢山あります。

これらは購入してオーナーになり、様々なシチュエーションで乗らないと、ポルシェを味わい、感想を述べるまでに至りません。

ポルシェを購入したいなと思っている方は、ポルシェを保有するまでは、常にポルシェをベンチマークにしてしまいがちです。

例えばポルシェ以外のクルマを購入した場合、最高速がポルシェより高い・0-100km加速がポルシェより早い・RRよりもMRの方が回答性が良い・エンジンはイタリア車の方が良い音がする・国産車の方がメンテナンスコストが安いからなどなど。

本気でそう思っていれば良いのですが、ポルシェが気になっている方の多くは、ポルシェではないクルマを購入する言い訳になりがちです。

ポルシェを購入する前の私が上記の状態でした。何かしらの言い訳をつけては他のクルマを購入し、いつもポルシェが欲しいなと思い続けていました。

しかし、その個性的なポルシェを一度購入した後は、他のクルマをフラットに認められるようになりました。

ポルシェよりここが優れているなとか、この点はポルシェの方が良かったなとか、冷静に評価ができるようになり、言い訳をすることが減りました。

ポルシェ購入後はこのような状態になることができるため、本当に欲しいクルマを満足度高く乗れることになり、カーライフをさらに満喫することができるようになります。

初めてポルシェを購入する際には、911カレラを購入することをオススメします。

ボクスター・ケイマンなど、ポルシェには沢山の素晴らしいクルマがありますが、911カレラに乗らずこれらのクルマを購入すると、911カレラを購入しなかった言い訳がはじまってしまう可能性があります。

これは本当にもったいないことだと思います。911カレラであれば、何を購入しても大丈夫だと思いますので購入をオススメします。

そうはいっても911カレラは高すぎる。と皆さん思うと思います。

実際その通りですが、ポルシェの強みとしてリセールバリューが高いということがあります。

状態の良い911カレラを購入し、ある程度の期間所有しても、売却時に他のクルマとは異なり高く売却できる可能性が高いクルマです。

購入金額ー売却金額＝その車に費やした費用、と考えるとあながち911カレラが高いということはないかと思います。

ポルシェはオプションが多数設定されているクルマであるため、中古車購入時にオプションを確認するのが難しいクルマです。

購入金額が上がってしまうというデメリットがありますが、100％に近い状況でポルシェを乗れるという点でポルシェ認定中古車での購入をオススメします。

「ポルシェに乗らず死ねるか」という言葉については「そんなわけがない」が今回の結論です。

しかしながら、それを置き換えた「ポルシェが欲しいと思っている人は思い切ってポルシェを買ってしまおうよ」という言葉は正しいと評価したいと思います。