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エクストレイルは大きすぎる?車幅1,840mm・小回り・狭い道での取り回しを実際に確認

日産エクストレイル G e-4ORCEの外観とボディサイズ Cars

エクストレイルを検討するとき、気になることのひとつがボディサイズではないでしょうか。

現行モデルの全幅は1,840mm。数字だけを見ると、狭い道や駐車場で扱いにくくないか気になります。

私も実際にG e-4ORCEを家族で試乗し、幹線道路だけでなく自宅近くの細い住宅街まで走ってみました。

そこで感じたのは、実際のサイズよりかなりコンパクトに感じるSUVだったことです。

細い道へ入っても大きなSUVを運転している緊張感が少なく、小さい車のように自然に扱えました。

この記事では、エクストレイルの車幅や小回りだけでなく、なぜ実際に運転すると大きさを感じにくかったのかを、試乗での体験から紹介します。

エクストレイルは大きすぎる?まずサイズを確認

日産エクストレイルの全長と車幅が分かる外観

現行エクストレイルは、全長4,690mm、全幅1,840mm、全高1,720mm、ホイールベース2,705mm。最小回転半径は5.4mです。

数字の中で日常的な運転で特に気になるのは、1,840mmという車幅でしょう。

狭い住宅街を走ったり、自宅の駐車場へ入れたりすることを考えると、「自分でも扱えるだろうか」と感じるサイズだと思います。

ただ、これまでNX450h+やCX-60など同クラスのSUVを実際に運転してきて感じるのは、カタログ上のサイズと運転席から感じる大きさは必ずしも一致しないということです。

エクストレイルは、その差を特に強く感じた1台でした。

車幅1,840mmでも小さい車のように扱いやすかった

今回の試乗では、ディーラー周辺の走りやすい道路だけでなく、自宅近くの細い住宅街まで入ってみました。

SUVの大きさを確かめるなら、こういう道を走るとよく分かります。

ところがエクストレイルでは、細い道へ入っても「大きな車を運転している」という緊張感がほとんどありませんでした。

対向車や道路脇との距離も把握しやすく、実際のボディサイズより一回り小さい車を運転しているような感覚です。

もちろん、全幅1,840mmという事実は変わりません。

それでも運転席に座ると車幅感覚をつかみやすく、車体が道路のどこにあるのかをイメージしやすい。そのため、サイズそのものを意識する場面が少なかったのです。

これは今回の試乗で感じたエクストレイルの「軽さ」ともつながっています。

細い道で確認したエクストレイルの車幅感覚

発進すると軽く前へ出て、カーブでも大きな車体を動かしている感覚が薄い。その軽快さが、住宅街での取り回しにもそのまま表れていました。

エクストレイル全体の走りについては、日産エクストレイル G e-4ORCE試乗レビュー|大きなSUVなのに驚くほど軽く感じたで詳しく紹介しています。

狭い住宅街でも扱いやすかった3つの理由

細い住宅街を実際に走ってみて、エクストレイルがサイズ以上に扱いやすく感じた理由は、大きく3つありました。

小回りが利いて自然に曲がれる

現行エクストレイルの最小回転半径は5.4mです。

住宅街では何度も交差点や曲がり角を通りましたが、「大きく回り込まないと曲がれない」と感じる場面はありませんでした。

ステアリングも軽めです。

大きなSUVを意識して慎重に向きを変えるというより、ステアリングを切ると車が自然についてくる感覚でした。

私は試乗中、エクストレイルをかなり「軽い車」だと感じました。

それは単に発進が速いという意味ではなく、曲がるときや狭い場所を走るときにも車体を持て余さない。その感覚が取り回しのよさにつながっています。

長いノーズをあまり意識しない

エクストレイル運転席から見た前方視界

もうひとつ大きかったのが、前方の車体感覚です。

これまで試乗したCX-60では、運転席から長いノーズの存在をかなり意識しました。

細い場所へ入ると、実際の車幅だけではなく「車の先端がどこにあるのか」が気になります。

エクストレイルでは、この感覚がかなり違いました。

前方を見たときに車体の大きさをそれほど意識せず、自然に進行方向を見ながら運転できます。

視界そのものもよく、今回試乗したSUVの中でも周囲を把握しやすいと感じました。

CX-60で感じたサイズ感については、CX-60は大きすぎる?運転席で感じた長いノーズと駐車場・狭い道での存在感で詳しくまとめています。

アラウンドビューモニターで周囲を確認しやすい

エクストレイルのインテリジェント アラウンドビューモニター

インテリジェント アラウンドビューモニターも、狭い場所での安心感につながりました。

前方や車両周囲だけでなく、タイヤがどのあたりを通っているのかも把握しやすく、「あとどのくらい余裕があるのか」を確認できます。

車幅1,840mmという数字だけを見ると少し身構えますが、実際の運転ではこうした装備が車幅感覚を補ってくれます。

歩行者を検知した際の表示も分かりやすく感じました。

一方で、表示される情報は多めです。

最初は「どこを見ればいいんだろう」と少し迷いました。

このあたりは慣れもあると思いますが、試乗するならカメラが付いていることを確認するだけでなく、実際に使って自分にとって見やすいかまで試してみるといいと思います。

駐車場で気をつけたいポイント

エクストレイルの全幅は1,840mmあるため、自宅や普段利用する駐車場に物理的に入るかどうかは別問題です。

特に機械式駐車場では、車幅だけでなく全長、全高、重量など、それぞれの設備が定める制限を確認する必要があります。

また、平置きでも駐車区画が狭ければ、車が入ってもドアの開閉がしにくい場合があります。

一方で、駐車場に入るサイズかどうかと、運転して扱いやすいかどうかは別です。

車体感覚をつかみやすく、小回りが利き、前方や周囲を確認しやすい。アラウンドビューモニターもあります。

そのため、全幅1,840mmという数字から想像していたより、狭い場所での心理的な負担はかなり小さく感じました。

購入を検討するなら、駐車場の寸法を確認したうえで、試乗時に普段使う環境に近い場所を走ってみるのが確実です。

NX・CX-60と比べても大きさを感じにくかった

エクストレイルの側面とミドルサイズSUVのボディサイズ

エクストレイルの印象がよりはっきりしたのは、NX450h+やCX-60にも実際に試乗していたからです。

NX450h+は全幅1,865mmありますが、こちらも取り回し自体は比較的しやすいと感じました。

レクサスNXは大きすぎる?車幅1,865mm・駐車場・取り回しをNX450h+試乗で確認でも書いたように、NXも数字ほど扱いにくいSUVではありませんでした。

一方、CX-60では長いノーズの存在感が強く、運転席から「大きな車を動かしている」という感覚がありました。

エクストレイルは、その中でも特にボディサイズを意識させませんでした。

ここが面白いところです。

エクストレイルは後席へ乗るとかなり広く感じます。それなのに運転席へ移ると、その室内の広さから想像するほど大きな車には感じません。

家族で使える室内の広さと、運転するときの扱いやすさが両立している。

今回の試乗では、そこがエクストレイルの大きな魅力だと感じました。

NXとの乗り味まで含めた違いは、エクストレイルとレクサスNXを比較|実際に乗って分かった軽快さと重厚感の違いで詳しく比較しています。

結論|エクストレイルは数字より扱いやすかった

エクストレイルは、全幅1,840mmあるミドルサイズSUVです。

数字だけを見れば、「自分には少し大きいかもしれない」と感じても不思議ではありません。

私も実際に乗るまではサイズが気になっていました。

ところが、幹線道路から細い住宅街まで走ってみると、その印象はかなり変わりました。

小回りが利き、前方の車体感覚をつかみやすく、周囲の視界もいい。アラウンドビューモニターも取り回しを助けてくれます。

何より、大きなSUVを動かしているという緊張感が少ないのが印象的でした。

もちろん、全幅1,840mmという物理的なサイズが変わるわけではありません。駐車場の寸法確認も必要です。

それでも「エクストレイルは気になるけれど、大きすぎないだろうか」と迷っているなら、数字だけで候補から外すのは少しもったいないと思います。

私の場合は、普段使う環境に近い細い道まで走ったことで、「このサイズでも十分扱えそうだ」という印象に変わりました。

取り回しだけでなく、乗り心地や後席も今回好印象だった部分です。家族の反応や揺れ、車酔いについては、エクストレイル e-4ORCEの乗り心地は?家族で試乗|後席・揺れ・車酔いも確認で詳しくまとめています。

FAQ

エクストレイルの車幅は何mm?

現行モデルの全幅は1,840mmです。数字としては決して小さくないため、自宅駐車場や普段利用する駐車場の寸法は購入前に確認しておいた方が安心です。

エクストレイルの最小回転半径は?

現行モデルの最小回転半径は5.4mです。今回、細い住宅街や交差点を実際に走りましたが、小回りの悪さを意識する場面はありませんでした。

エクストレイルは狭い道でも運転しやすい?

今回G e-4ORCEで細い住宅街を走った範囲では、かなり扱いやすく感じました。特に車体感覚をつかみやすく、前方や周囲の視界がよいことが、大きさを感じにくい理由だと思います。